震災復興の財源確保ために消費税増税を検討するという、聞き捨てならないニュースが飛び込んできました。
復興のためには確かにお金が必要になります。しかし、そのために消費税を上げると言うのは論外です!
その理由として、次のことがあげられます。
(1)弱者をより苦しめる悪税である
そもそも消費税は、食料品など生活必需品に税金がかかる、逆進性のある悪税です。増税は生活に困ってる人をより苦しめます。絶対にしてはなりません!
復興支援は、余裕のある人が善意で行うのがよいでしょう。生活に困っている人まで、無理をすることはありません。
(2)消費意欲を奪いさらなる景気悪化を招くただでさえ不景気のところに震災により経済が停滞しています(これは自粛ムードも要因の1つになっています。
ストップ!自粛ムード!)。そこへ消費意欲を減退させる増税は、
さらに酷い景気悪化を招くことになります。これでは逆効果。復興どころではありません!(3)「復興目的」といいながら恒久増税の恐れがある
首相は震災以前から増税すると言っていて、復興が終わっても税率はそのまま、ということが十二分に考えられます。
震災に乗じて増税するなど、断じて許されることではありません!!
それではどうすればよいか。
例えば、次のようにすればいいのではないでしょうか。
1.とりあえず、国債を発行して資金を集める
2.「震災復興特別なんとか(控除の反対。言葉が思いつきませんでした^^;)」として所得税や法人税に上乗せする(一定額以上の場合のみ)
2.をやりたいところなのですが、次の確定申告まで遠いので、とりあえず1.をやってそれから2.を、というわけです。